6.06ビラ


日東整はどんな会社だったのか その2

SNW NTM分会は、日東整に関するできる限りの資料を集め、その整理分析をしています。2006年のJALI/JALJの完全一社化以前のFY1990からFY2005の売上、人員、工数のデータが入手できたのでグラフ化してみました。

その結果、日東整の人員や売上は受託工数と合わせるように推移していたことが分かりました。また作業量の9割がJAS/JALJからの航空機整備受託であり、さらにその内の7割から8割がMD80/90型機の整備であったことも分かりました。

2006年の完全一社化以降にMD80の退役が始まったわけですが、これに変わる機材B737-800をJALが発注しない限り、日東航空整は成り立たなくなることは、このグラフを見れば明らかです。
日東整の今回の事業終了は2011年1月19日にJALが発注を止めたことで、その引き金が引かれたわけですが、JALは2006年の完全一社化あたりから、将来的には日東整を整理する思惑があったといえます。

それは、2006年4月まで自動延長されていた覚書「東亜国内航空から受託する業務に限定して営業する。」が2007年度は延長されず失効していた事からも、その思惑の一端が伺えます。